火力発電所
コントロールセンターレトロフィット
長寿命化
コスト削減
老朽化コントロールセンターの内部電気品・回路配線を更新して延命化
コントロールセンターを構成する開閉ユニットに使用されている電気品寿命は15年程度ですが、電気品、配線を更新することにより、さらに15年程度の使用が可能となります。
お客様情報
某電力会社 様
電力供給会社の火力発電所・地熱発電所など
プロジェクトの背景
コントロールセンターが老朽化してきたが、盤毎更新は費用が掛かる。
汎用部品を使用し取付部品を交換することで、安価な修繕を実現。万一の部品故障の際も短納期での対応が可能となります。また、盤毎入替の工事費用が発生しないため、更新費用を抑えられます。
ご提供内容
現地調査
- 扉寸法・ユニット寸法調査
- 各電気品の収納状況調査
- 既設図面と現品との整合性を確認
ユニット設計
現地調査結果をもとに、改修のための設計を行います。また多くの実績データにより、各種ユニット改修を迅速に対応します。
部品・配線更新
- コントロールセンターユニットを工場へ引取り、受入検査の実施
- 用品撤去後、新規用品の取付と配線の更新
工場試験
各ユニットごとの単体試験
1. 外観構造試験
2. シーケンス機能試験
3. 絶縁抵抗測定
4. 検相確認試験
現地調整
- 各ユニットの組込、新規扉への交換と調整作業
- 各ユニットの単体試験および、試運転の確認
完成
ユニット内部の部品も新品になり、また遮断器用ハンドルの形状が変わることにより扉も更新します。外観も新品コントロールセンターに生まれ変わります。
その他:仮設ユニット
短時間の停電しか取れないユニット(負荷)は弊社所有の「仮設ユニット」を使用して更新作業が可能です。
得られた成果
汎用部品による更新により安心した運転・稼働
コントロールセンター内部の部品更新で、一番大変なのが遮断器用ハンドルと扉の調整です。この技術により単純な部品交換だけでなく美観を保つことができ、安心してご使用いただけます。