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電計・システム

電気設備の校正試験と保護具の自主点検技術

「保護」は、設備の故障エリアの拡大防止やメンテナンス時の安全作業の確保に重要なキーワードです。これらの機能維持が目的を達成するための必須条件です。

見込める成果

安全対策 品質向上

特長・強み

  • 保護継電器は高圧盤の年次検査に付随して実行必須の技術であり、遮断器と一括対応が可能となり、効率的な停電作業ができます。
  • 活線作業用絶縁保護具は、労働安全衛生規則で定期自主検査を義務付けられています。保護具の信頼性を向上させることで設備機能を確保させます。

保護継電器校正試験と絶縁保護具の自主点検

保護継電器校正試験

保護継電器は、環境条件や振動、ストレスにより、劣化が進行。設備異常時の不動作、誤動作を引き起こし、他系統を巻き込んだ波及事故へと繋がります。そのため、定期的に試験し、校正することが必須です。老朽化した保護継電器は、銀移行の発生や塵埃の侵入、稼動部の磨耗・動作接点の酸化等、不具合が発生しやすくなっています。

絶縁保護具等の自主点検

  • 1.外観構造検査
  • 2.絶縁抵抗測定
  • 3.絶縁耐力・漏洩電流試験

高圧活線電路の点検・補修作業での感電防止のため絶縁保護具や防具があります。これらの保護具は、労働安全衛生規則第351条により「6ヶ月以内に1回の絶縁性能の自主検査」が義務付けられています。当社では、労働指針の「使用電圧の2倍に相当する電圧に5分間耐える」ことを基準に、お客様がお持ちの絶縁保護具の自主検査のご協力を実施しています。

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