技術・製品・サービス

建設

NSスーパーフレーム工法®

NSスーパーフレーム工法は日本製鉄株式会社の登録商標です。

見込める成果

省エネ・新エネ 品質向上 コスト削減

NSスーパーフレーム工法でつくる魅力的な商品事例


NSスーパーフレーム工法 PV


360°バーチャルモデルルーム


NSスーパーフレーム工法とは

NSスーパーフレーム工法(NSSF工法)は日本製鉄㈱がスチールハウスに独自開発を加えた工法です。スチール(薄板軽量形鋼)と構造面材(構造用合板、石膏ボード、鉄、セラミック系面材など)を使用した「屋根パネル」「床パネル」「壁パネル」とで構成された、ハイブリッドなパネル工法です。


性能・特徴

構造性能

屋根パネル、床パネル、壁パネルの構造躯体は、頑強な薄板軽量形構造によって構成されます。これらの構造部材や設計基準については、(一財)日本建築センターで厳格な技術審査を受け一般認定を取得しています。4階建ては、建物に作用する地震力や風圧力が3階建てよりも大きいため、高強度の耐力壁や接合金物を使用しています。

2×4に使われる構造用合板より高強度で耐火性能に優れたセラミック系面材
セラミック系面材よりさらに高強度な鉄系(バーリング孔鋼板)面材

建物用途と規模

建物の用途や階数・規模に応じて評定・認定を取得しています。
主な用途は共同住宅(1~4階)、事務所(1~3階)、保育所(平屋)です。


温熱性能

NSスーパーフレーム工法は、外張断熱・通気方式を標準採用。 断熱性・気密性が高く、寒冷地でも暖かく快適な住み心地を実現します。また、改定後の省エネルギー基準に対応し、全国8区分全地域に対応可能な仕様の組み合わせがあります。

外張り断熱方式の効果イメージ図

遮音性能

界壁遮音性能
たて枠を千鳥に配置することで、隣戸の低周波数の音を遮断。さらに面材の種類や厚みを工夫することで、高周波数で発生する音も緩和しています。

界壁の仕様と性能

界床遮音性能
床根太と天井根太を独立して配置することで、上階から天井への振動の伝達を遮断。また、二重床の採用で1ランク程度、性能アップできます。

界床の仕様と性能


耐火性能

薄板軽量形鋼(スチール)、構造面材、被覆材が一体となってメンブレンを構成し、防耐火上必要な非損傷性・遮熱性・遮炎性を確保。60分準耐火仕様と1時間耐火仕様を用意しています。

用途・地域・階数による耐火要求に対する、NSスーパーフレーム工法の適用可能仕様


耐久性能

高耐食性亜鉛メッキ鋼板「スーパーダイマ®」を採用
外張断熱通気工法とスーパーダイマの採用により、品確法の劣化対策等級の最高ランク
(等級3:3世代対応の耐用年数75年~90年)を取得しています。

品確法に基づく耐食性「劣化対策等級」


節税効果

■固定資産税の年税額例

固定資産税を低減
NSスーパーフレーム工法(軽量鉄骨造扱い)は鉄筋コンクリート造に比べて課税標準額が低く設定されており、固定資産税を低く抑えることができます。

(図)固定資産税の年税額例

法人税を一定期間低減
NSスーパーフレーム工法は3世代の耐久性の認定を取得していますが、法定対応年数は19年に設定されており(鉄筋コンクリート造は47年)1年あたりの減価償却費が大きくなり、一定期間、法人税の低減に繋がります。

(図)減価償却
(毎年減少する価値分を必要経費に計上⇒法人税を低減)


施工性

現場での省力化・短工期を実現
NSスーパーフレーム工法は工場生産された躯体パネルを現地で組み立てるプラットフォーム工法で、鉄筋コンクリート造に比べ工場生産の比重が高く、溶接レス・コンクリート打設レスな乾式工法のため、現場での建設工期短縮が可能です。

※本サイトの記載内容の各種性能はNSスーパーフレーム工法カタログからの抜粋です。

省エネ・環境性能向上 ZEH-M・ZEBへの取り組み

地球に優しい『NSスーパーフレーム工法』 ゼロ・エネルギー・マンション・ビルのご提案 


今後は必須となる住宅・建築物の省エネ化について

地球温暖化対策のために、脱炭素社会に向け、住宅・建築物でも省エネルギー化が求められてます。

当社はZEBリーディングオーナーへの登録を通じ、ZEB化の推進に努めています。

2030年までに2013年比46%削減を表明
・地球温暖化防止
・温室効果ガス削減

(2021年4月22日気候変動サミットにて表明)

2050年までに温室効果ガス排出を実質ゼロに
・脱炭素社会
・カーボンニュートラル実現へ

(排出量から吸収量と除去量を差し引いた合計をゼロに)

家庭部門では40%削減必要

ZEH-Mが必要
(ゼロ・エネルギー・ハウス)

(2030年までに新築住宅の平均でZEHとする政府目標)


ZEH-M(ネット・ゼロ・エネルギー・マンション)とは

消費エネルギー(一次エネルギー)が正味(ネット)概ねゼロになる共同住宅です

ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)

消費エネルギー(一次エネルギー)が正味(ネット)概ねゼロになるビルです


ZEH-M、ZEB導入メリット

人にも地球にも優しく安全安心な住宅です

快適空間
夏は涼しく冬は暖かい、1年を通して
快適で健康的な室内空間

光熱費削減
高効率設備機器を採用することで、
エネルギーの無駄をなくしお得

安全安心
創エネ設備により停電時にも
電力が使える蓄電池を組み合わせることで
夜間エネルギーとしても役立つ



NSスーパーフレーム工法は僅かな費用で
ZEH-M対応の断熱性能が実現可能です

断熱性能が高く、容易にZEH-M化が可能なNSスーパーフレーム工法をお勧めします。

外張断熱方式を採用することで、現行の省エネ基準を大きく上回る高い断熱性能を発揮します。断熱の強化で室内の空間が狭くなりません。


現状でも妻側住戸(1,3階)を除く全ての部屋がZEH基準を大きく上回っています。(基準はUA値<0.6)
妻住戸の断熱性能の向上により各部屋の断熱性能差が少なくなります。

【NSSF工法のZEH実現には】
①妻壁1,3階の断熱材を25㎜から40㎜に強化
②妻側3階住戸の窓を複層ガラスから
 Low-e複層ガラスに強化のみ!
費用は工事費の約0.1~0.5%UP程度です。
※物件内容、対応エリア他条件により発生費用は異なります。
※ZEH-Mには断熱性能の他に「省エネ設備」+「太陽光発電などの創エネ設備が必要です。」 

資料ダウンロードはこちら

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